フィラリアになった愛犬が検査で陰性になるまでと料金が安い治療法

今回は、愛犬の犬史郎がフィラリアになり、検査で陰性反応になるまでにどんな治療をしたのかを記します。

この記事は、このような方に向けて書いています

「愛犬がフィラリアになってしまった」

「フィラリアは治るの!?」

「フィラリア治療して検査で陰性反応になったケースを知りたい」

「フィラリアの治療費が高くて負担になっている」

「フィラリアのお薬を安く、安全に購入したい」

ペットと暮らしていると色々な事が起きます。

勿論、楽しいことの方が多いのですが、大変なこともあります。

例えば、過去の記事に記した、マダニの大量発生は愛犬の犬史郎が痒がっていて可哀想でした。

それと同時に、血を吸ったマダニがその辺を歩き回っていて大変でした。

犬史郎の身体にマダニが寄生したときの様子は「 犬にマダニが寄生したときの駆除方法と注意点!取り方を間違えると危険 」に詳しく記しています。

そして、私が最も辛かった事件は、犬史郎が2016年にフィラリアになったことです。

彼を飼い始めて14年の中で、最も辛かった事だと思います。

今回は、愛犬の犬史郎がフィラリアになり、検査で陰性反応になるまでにどんな治療をしたのかを記します。

フィラリアの検査で陽性になり治療へ

愛犬の犬史郎は、2016年8月頃から少し調子が悪そうに眠ってばかりいました!

もう12歳になるので歳かもなと思い、栄養があり元気が出る豚マメを餌に混ぜて食べさせていました。

これを食べると、元気になるし大丈夫だなと思っていたのですが、10月13日の深夜に突然咳をし始めました!

その咳は時間を追うごとに酷くなり、朝には それをするたびに肋骨が見える状態になってしまいました・・・

さらに、息が荒く歩くのも辛そうな状態になり、血尿まで出ました。

そのため、急いで病院に連絡したところ、すぐに連れてくるように言われました。

強陽性反応

病院へ着いて、最も疑われているフィラリアの検査をした結果、「強陽性反応」でした。。。

明らかなフィラリアです。

レントゲンで心臓を見てみるとフィラリアがビッシリついていました。

正直、お医者様も厳しいかもしれないと言っていました。

もしも、治療するなら手術をするか薬を飲ますかのどちらか選択するように言われました。

ちなみに、手術をするなら数十万の治療費がかかるとのことです!

さらに、最終的には高額な治療費になるため、とてもすぐに準備できる費用ではありませんでした。

そのため、私は薬での治療を選びました!

勿論、薬での治療は私自身が全て診ないといけないので、病院よりもリスクがあると当時は思っていました。。。

その日は、まず咳や血尿などの症状を収めようということになり、フィラリアの薬ではなく抗生剤と心臓の薬、利尿剤をもらって帰宅しました。

以下では、フィラリアの症状を抑えるために動物病院から処方されたお薬と与えていた期間を載せておきますね。

・セファクリア錠30(抗生剤)を1週間

・ベトメディン(心臓薬)を1週間

・フロセミド20(利尿剤)を1週間

・炎症剤を2週間

※なお、犬のお薬については、獣医師の指示に従って下さい。

薬での治療を開始

犬史郎は、フィラリアによる症状で餌を食べる気力がなく、薬を飲める状態ではありませんでした。

そのため、仕方なく薬を水で溶かしてスポイトで飲ませました。

正直、薬を混ぜた水を飲ませても出してしまう状態だったので、本当に飲んでいるか否か分からなかったため心配でした。

しかし、数日後には咳も収まり歩ける状態になっていたので、結果的に飲んでいたんだと思います。

本当に粘り強く飲ませて良かったです。

その後、体力が戻り症状も落ち着いて、元気に過ごせるようになりました。

しかし、彼は薬が嫌いなようで全然飲んでくれなかったため、最初に記した豚マメに薬を挟んで食べさせました。

犬史郎

我が家の愛犬 犬史郎!

フィラリアが治ると信じて薬物療法を選択したが

犬史郎に薬を飲ませ続けて、1日数回程度の咳になり少し落ち着いたので、私は薬物療法でいけると判断しました。

しかし、その薬物療法も週に1回は、しばらく病院へ通わないといけないと言われました!

さらに、完治まで2~3年かかると言われました。。。。

完治まで通う度に高額な薬を購入しないといけません。。。

大切なペットなので仕方ないと思いましたが、心の中では正直大変だなぁ~と考えていました!

しかし、時間にも経済的にも優しい治療法がないかネットで調べてみると。。。

ありましたよ~!

犬のボルバキア治療との出会い

ネットで探したのは、「ボルバキア治療」という治療法です。

これは比較的新しい治療法らしく、簡単に説明するとフィラリアを宿主としてコントロールしているボルバキアという菌を駆虫して改善するという療法です。

説明、雑過ぎる気もしますが、ざっくり言うとそういう事です(笑)

その話を病院の先生にすると、患者さんの口から「ボルバキア治療」というキーワードが出てきたのは初めてで驚いたんですって!

ボルバキア治療は、心臓の薬を毎日 朝と晩の食事の際に投与しながら、イベルメックというフィラリアの薬を2週間に1度飲ませます(ボルバキア治療を開始して最初の1ヶ月は、抗生剤(ビブラマイシン)を1日2回飲ませていました)。

フィラリアの薬

イベルメック!

ネットでは色々な説明がされていますが、先生の説明では、イベルメックがフィラリアを弱らせて同時にボルバキアも弱らせるとの事でした。

そして、半年から1年半以内にフィラリアを改善してくれると説明されました。

イベルメックは2週間に1度で良いので経済的には大丈夫です。

しかし、心臓の薬は毎日なので かなりの負担でした。

そこで、私は心臓の薬を少しでも安く抑えたいと思い、ネットの個人輸入通販で探して購入しました。

その結果、病院で月18,000円かかっていた薬代を9,000円以下まで抑えることができました。

これで、本当に経済的に助かりました。

私は、心臓のお薬を個人輸入通販で購入しています。

個人輸入通販の方が動物病院と同等の品質で格安なのでお勧めです。

また、現在はツイッターのお薬と成分が同じ心臓薬が複数あります。

そのため、あなたのニーズにあったお薬が見付かるかもしれませんよ。

心臓のお薬については「 セーフハートチュアブルなど犬の心臓薬を通販で格安・安全にゲット 」に詳しく記しています。

 

ボルバキア治療の開始

犬史郎がボルバキア治療を開始して半月位したとき、元気だったので復活したように見えました。

フィラリア3ヶ月

ボルバキア治療開始3ヶ月

写真は、ボルバキア治療を開始して3ヶ月目の写真です。

犬史郎は元気そうに見えますが、フィラリアが弱っているだけなので、ボルバキア治療を続けました。

また、写真のコメントを見ると「最終検査が半年後になった」と記していますが、半年後の検査も強陽性反応でした…

治療開始3ヶ月の時は、1年以内で治ると思っていたんですね!

半年経過した時の検査結果

ボルバキア治療を続けること半年!

フィラリアの検査の日になりました。

犬史郎も元気いっぱいだし大丈夫だろうという期待感のなか挑んだ結果。。。。

強陽性反応。。。。

未だにフィラリアが心臓にビッシリという結果になりました!

薬を飲んいると、フィラリアは改善したんじゃないかと勘違いするくらい元気になります。

しかし、フィラリアは弱っているだけなので検査で陰性反応が出るまでは、ボルバキア治療を続けないといけないんだなと思いました。

ボルバキア治療を続けて1年

ボルバキア治療を続けた犬史郎は、心臓にフィラリアがいると思えないくらい元気な日々が続いていました!

その後も有難いことに元気なまま薬が無くなったので、犬史郎を定期検診へ連れて行きました。

検査の結果、

フィラリア完治

ついに陰性反応になった!

陰性反応でした~♫

つまり、フィラリア症の可能性が低いってことです。

フィラリアで苦しんで約1年!

犬史郎のフィラリア症は良くなりました♫

犬のフィラリアは治った?

犬史郎は、ボルバキア治療により1年かけてフィラリアが良くなりました。

しかし、犬史郎がフィラリアと分かったのが、末期の段階だったので心臓に障害が残ってしましました。

つまり、犬史郎はフィラリアが原因で心臓に障害が残ったため完治とは言えないのではないでしょうか!?

犬史郎は心臓の薬を一生飲まないといけませんが、大切な家族なのでフィラリア症が良くなったてだけで凄く嬉しいです♪

フィラリアが治るか否かは「 犬がフィラリアになったら治る?事例でフィラリア予防の大切さを知る 」に詳しく記しています。

まとめ:フィラリアになった愛犬が検査で陰性になるまでと料金が安い治療法

今回は、愛犬の犬史郎がフィラリアになり、検査で陰性反応になるまでにどんな治療をしたのかを記しました。

少しでも皆様の参考になればという気持ちで記事を書かせて頂きました。

今回、行った治療法を以下に簡単に記させて頂きます。

第1に、症状を収めるために、フィラリアの薬ではなく抗生剤と心臓の薬と利尿剤を最初は飲ませました。

体力が無く飲まない子には、水で薬を溶かしてスポイトで上げる事をお勧めします。

さらに、少し元気になり自分で薬を飲めるようになっても、それを拒否するワンちゃんがいます。

その際は、そのワンちゃんが好きな物に混ぜて飲ませると良いと思います。

我が家は、豚マメかチーズでした。

正直、チーズは塩分が強く本当は食べさせない方が良いです。

しかし、今回は薬を飲ませる事を優先したので、減塩のチーズを買ってきて一緒に食べさせました。

第2に、咳や血尿などの症状が治まってきたのでボルバキア治療を開始しました。

ボルバキア治療は、心臓の薬を毎日 朝と晩の食事の際に投与しながら、2週間に1度だけイベルメックというフィラリアの薬を飲ませます(ボルバキア治療を開始して最初の1ヶ月は、抗生剤(ビブラマイシン)を1日2回飲ませていました)!

それを1年間続けることにより、犬史郎はフィラリアの検査で陰性反応になりました。

現在の犬史郎は、とても元気に暮らしています。

ちなみに、フィラリア改善後の心臓薬は、1日1回でも大丈夫です。

私は、犬史郎に与える心臓のお薬を個人輸入通販で買っています。

個人輸入通販のお薬は、動物病院と同等の品質で格安で購入できます。

犬における心臓のお薬は「 セーフハートチュアブルなど犬の心臓薬を通販で格安・安全にゲット 」に詳しく記しています。

これからも、私は犬史郎と楽しく暮らしていきたいと心から願っています♫

また、ボルバキア治療は獣医さんが最初に勧めてくれた方法の3分の1程度の費用で出来きました。

現在、犬史郎はフィラリア予防のためにネクスガードスペクトラというお薬を月1で飲ませています。

これは、フィラリアとマダニ・ノミを同時に予防・駆除してくれます。

犬史郎は、これを飲んで数か月たちますがフィラリアは再発していなく、ノミ・マダニも寄生していないので効いていると感じています!

ネクスガードスペクトラを与えている感想は「 個人輸入のネクスガードスペクトラで感じた効果やメリット・デメリット 」に記しています。

参考になれば嬉しいです。

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12 件のコメント

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  • ピモメンダンのお薬はどのサイトで購入出来ますでしょうか?ご返答をお願い致します!愛犬がフィラリアにかかってしまいました。

    • うめ様
      コメントありがとうございます。

      愛犬がフィラリア になってしまったのですね。

      お辛いですね。

      ピモベンダンのお薬は、以下の記事から購入可能です。

      https://chatan-monthly.com/2019/06/23/dog-heart-kusuri/

      成分がピモベンダンのお薬を数種類紹介しているので、うめ様にあったお薬をお選びください。

      ワンちゃんのフィラリア が良くなることを心より願っております。

      少しでも参考になれば嬉しく思います。

      • ごめんなさい。本文にリンクをつけてくださってたのに、ご丁寧にご返答有難うございました。家族の一員、辛そうな姿、だけど生きようと頑張っている姿を見ると心が痛みます。有難うございました!けんしろう君のように元気になることを願います。

        • うめ様
          家族同様の愛犬が、辛そうな姿、本当に見ているだけで心が痛みますよね!

          うめ様の愛犬が、フィラリアを完治して元気になることを心から願います。

    • はちべー様
      コメントありがとうございます。

      理解しがたい記事だったのですね。

      色々な意見や感想があって良いと思います。

      ただ、世の中には私のように愛犬がフィラリアで苦しんでいる姿を見るのが辛いと思っている飼い主さんがいると思います。

      さらに、その飼い主さんの中には「治療費が高額で負担になっている」という人もいるかもしれません。

      そういう方の少しでも参考になればと思い、私の愛犬である犬史郎のケースを記しました。

      現在、お陰様で犬史郎は元気になり、私は犬史郎と一緒に日々を過ごせていることを幸せだと感じています。

  • 初めまして。
    現在5歳のピットブルを飼っております。
    約2年程前まで室内で飼ってたのですが子供が産まれどうしても室内で飼うことが厳しくなり外で飼うようになりました。
    そしてちょうど1年前にフィラリアと診断され病院から処方されてる薬を毎日飲ませ何とか現在に至っております。
    ですが暑くなってきたせいかとても辛そうにしております。
    外科手術も検討はしているのですがこちらの地域では外科手術してもらえる病院もありません。
    フィラリアと診断されて8ヶ月くらいは腹水が溜まり2週間に一度抜きに行ってましが、現在は腹水は溜まってはいるのですが前程溜まらずたまには腹水がなくなる時もあります。
    これは何故でしょうか?
    またオススメの薬や治療法などあれば教えて頂けませんか?
    少しでも楽にしてあげたいです。

    • ひく様
      初めまして。

      記事へのコメントありがとうございます。

      愛犬が1年前にフィラリアになったのですね。

      本当にフィラリアで苦しんでいる愛犬を見るのは、辛いですよね。

      すみません。

      ひく様のご質問ですが、私は獣医師ではないのでお応えできません。

      ご要望にお応えできなく申し訳ございません。

      しかし、私の愛犬である犬史郎がフィラリアになったときの治療法(ボルバキア治療)は、詳しく記事に書いています。

      犬史郎は、ボルバキア治療でフィラリアを改善して、今でも元気に過ごしています。

      少しでも参考になれば嬉しく思います。

      ひく様の愛犬が良くなることを心より願っております。

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