今回は、犬の心臓病である「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」と「フィラリアによる心臓の病気」について述べます。
同時に、犬が心臓病になると一生にわたりお薬を飲み続けないといけいない理由にいつて記します。
この記事は、このような方に向けて書いています
「犬の心臓病について知りたい」
「犬が心臓病になると、なぜ生涯にわたりお薬を飲み続けないといけないの!?」
「犬の心臓薬を安く購入する方法を知りたい」
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ペットと一緒に暮らしていると、色々な事が起こりますよね!?
私の愛犬である犬史郎は、過去にフィラリア症になりました…
フィラリア症になった時の記事は「 フィラリアになった愛犬が検査で陰性になるまでと料金が安い治療法 」で詳しく述べています。
犬史郎が、フィラリアになったときに動物病院でレントゲンをとって、心臓が変形していることが分かりました。
そのとき、犬史郎はフィラリア症が改善しても、生涯にわたり心臓病のお薬を飲み続けなければならないと獣医師に告げられました。
私は、なぜフィラリア症が改善しても、心臓病のお薬を生涯にわたり飲み続けないといけないのか、疑問に感じたので調べました。
今回は、犬の心臓病である「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」と「フィラリアによる心臓の病気」について述べます。
同時に、犬が心臓病になると一生涯にわたりお薬を飲み続けないといけない理由について述べます。
目次
犬の主な心臓病である僧帽弁閉鎖不全症とフィラリア症について
犬の心臓病は、複数あります。
それら中で、僧帽弁閉鎖不全症とフィラリアによる心臓病について以下で述べます。
犬の僧帽弁閉鎖不全症とは!?
犬の心臓病で最も多いのは、「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」です。
僧帽弁閉鎖不全症は、主に中年以降の犬によく見られます。
僧帽弁とは、心臓の左心室と左心房を分けている弁のことです。
![心臓病の原因となっているる僧帽弁](https://chatan-monthly.com/wp-content/uploads/2019/09/img_7585-1-269x300.jpg)
青い線が引かれているとこが僧帽弁
この僧帽弁が腫れることにより、心臓が収縮したときに左心室から左心房に血液が逆流します。
その逆流が原因で、全身に血液が行き渡らず、怠そうにしていたり、咳などの症状が出るというのが特徴です。
さらに、左心房に肺からの血液が流れにくくなるため、うっ血して胸水が溜まりやすくなります。
犬のフィラリアによる心臓病とは!?
犬における心臓の病気には「フィラリア症」もあります。
フィラリア症は、犬がフィラリア(寄生虫)に感染した蚊に刺されるとなります。
まず、フィラリアが感染した蚊に刺されると、犬の体内にフィラリアの幼虫が入ります。
その後、体内に入ったフィラリアが成虫になり繁殖して、心臓の右心室にある肺動脈に寄生します。
![フィラリアが心臓の肺動脈に入り込む](https://chatan-monthly.com/wp-content/uploads/2019/09/img_7587-286x300.jpg)
フィラリアが右心室の肺動脈に寄生する
肺動脈に寄生したフィラリアが原因で、咳や腹水が溜まるという症状がでます。
そのフィラリアの成虫を駆虫するためには、お薬を飲みます。
しかし、お薬で駆虫したフィラリアの死骸が原因で、心臓の血流が悪くなり、犬が亡くなることがあります…
そのため、血流が悪くなるのを防ぐために、心臓のお薬で血管を拡張します。
お薬で心臓の血流が良くなると、フィラリアの死骸が血管につまることを防いでくれます。
愛犬の犬史郎は、ボルバキア治療で1年半くらいかけて、フィラリアが改善しました。
犬史郎がボルバキア治療でフィラリアを改善した時のことは「 フィラリアになった愛犬が検査で陰性になるまでと料金が安い治療法 」に詳しく記しています。
犬が心臓病になるとお薬を飲み続けないといけない理由
犬が心臓病になると、お薬を一生涯にわたり飲み続けないといけません。
以下では、お薬を一生涯にわたり飲み続けないといけない理由について述べます。
僧帽弁閉鎖不全症でお薬を与え続ける理由
心臓薬は“治す”ためではなく、あくまで心臓の機能をお薬で良くして、症状を軽減するためのものです。
そのため、僧帽弁閉鎖不全症の犬は生涯お薬を飲み続ける必要があります。
フィラリア症を改善してもお薬を与え続ける理由
フィラリア症は改善されても油断できません。
フィラリア症が改善しても油断できない理由は「 犬がフィラリアになったら治る?事例でフィラリア予防の大切さを知る 」に詳しく記しています。
フィラリアが心臓に寄生した部分は、変形している可能性があります。
心臓が変形すると、それの機能が正常に働かないことが多いです。
そのため、寄生虫がいなくなった後も心臓薬で心臓の働きを良くする必要があります。
つまり、フィラリアが改善してもお薬は、一生涯にわたり飲み続ける必要があります。
まとめ:犬が心臓病になると薬を生涯に渡り与え続けないといけいない理由
今回は、犬の心臓病である「僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)」と「フィラリアによる心臓の病気」について述べました。
同時に、犬が心臓病になると一生に渡りお薬を飲み続けないといけいない理由にいつて記しました。
犬の主な心臓病は「僧帽弁閉鎖不全症」と「フィラリアによるもの」があります。
まず、犬の心臓病で最も多い「僧帽弁閉鎖不全症」は、心臓病を治すためではなく、心臓の機能をお薬で良くして、症状を軽減するものです。
そのため、心臓薬を一生涯にわたり飲み続けないといけません。
次に、「フィラリアによる心臓の病気」について述べます。
フィラリア症の治療中は、駆虫薬で寄生虫を駆虫します。
その際に、お薬で駆虫したフィラリアの死骸が原因で、心臓の血流が悪くなり、犬が亡くなることがあります…
そのため、血流が悪くなるのを防ぐために、心臓のお薬で血管を拡張します。
お薬で心臓の血流が良くすることにより、フィラリアの死骸が血管につまることを防いでくれます。
さらに、フィラリア症が改善されたと動物病院で診断された後も、フィラリアが心臓に寄生した部分は、変形している可能性があります。
心臓が変形すると、それの機能が正常に働かないことが多いです。
そのため、寄生虫がいなくなった後も心臓薬で心臓の働きを良くする必要があります。
つまり、心臓のお薬は、心臓病の犬にとって命綱と言えるのではないでしょうか!?
しかし、一生涯にわたり心臓のお薬を愛犬に飲ませ続けるのは、経済的に大きな負担です。
そのため、動物病院で購入できる心臓薬と同等の品質のお薬を安く入手できたら嬉しと思いませんか!?
私は、犬史郎の心臓薬を個人輸入通販で安く、安全に購入しています。
個人輸入通販で入手できる心臓のお薬については「 セーフハートチュアブルなど犬の心臓薬を通販で格安・安全にゲット 」に詳しく記しています。
参考になれば嬉しいです。
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