犬が雷を恐がったときに落ち着かせる対処法と怯えパニックになる原因

今回は、犬が雷に怯えてパニックになる理由と対処法について記します。

この記事は、5分くらいで読めます。

この記事は、このような方に向けて書いています

「愛犬が雷を怖がってパニックになる」

「愛犬が雷でパニックになった時の対処法(落ち着かせる方法)を知りたい」

最近は、急なスコールやゲリラ豪雨に見舞われることが多くなったと思いませんか!?

同時に、雷が凄い時もあります。

我が家の愛犬である犬史郎は、雷が鳴ると大パニックになります。

具体的には、リードを噛みちぎろうとしたり、壁をよじ登り逃げようとする行動が見られます。

その行動は、見ている私が恐怖を覚えるほどの光景です。。。

その行動が心配だったので、私は雷でパニックになる犬についてネットで調べました。

その結果、犬史郎は「雷恐怖症」だということを知りました。

そのため、獣医さんへ「雷恐怖症」について相談したら、効果的な対処法を教えてくれました。

今回は、犬が雷に怯えてパニックになる理由と対処法について記します。

犬が雷を怖がる「雷恐怖症」とは

私は犬史郎が雷を怖がってパニック状態になるので、「犬と雷」について調べたました。

その結果、雷恐怖症というキーワードが出てきました。

以下は、ウィキペディアに記されている雷恐怖症の定義です。

雷恐怖症とは、稲妻および雷鳴を対象とした異常恐怖症の一種。人間のみならず、人間以外の動物でも生じる(ウィキペディア)

また、雷恐怖症による恐怖反応の度合いは、人間も犬も個体差があり、症状もさまざまと記されていました。

犬は雷の恐怖を回避すためにパニックになる

犬は雷でパニックになると、恐怖反応を示します。

主な恐怖反応を以下に記します。

・よだれがでる

・ハアハアと速い呼吸をする

・震え

・嘔吐

・下痢、血便

・隠れる

・うろうろして落ち着かない

・逃避行動(この場から逃げようとする)

・破壊行動(ドアを壊す、リードを引きちぎる)

・抱っこしようとしたら噛みつく

・排泄に関する粗相

・吠え続ける(恐怖の対象を追い払おうとしている)

・けいれん、失神

上記の恐怖反応をみても分かるように、症状はワンちゃんにより異なります。

ちなみに、犬史郎は逃避行動や破壊行動をして大パニックになります。

過去に犬史郎は、雷でパニックになり数回逃亡して、私が動物愛護センターに迎えに行ったり、近所の方の家で保護されている事がありました。

近所の人の家に迎えに行った際は、とても楽しそうに過ごしていて、何で迎えに来たの的な雰囲気を醸し出していたけど苦笑

犬が雷でパニックになったときの対処法

以下では、雷で犬がパニックになった際の対処法について記します。

何もしない

飼い主は愛犬がパニックになっても、特に何もしないことが大切なケースもあるみたいです。

その理由として、飼い主が雷に対して怖がると愛犬も、それは怖いんだと認識してしまうかららしいです。

さらに、雷に怯えている犬に必要以上に優しくするのは、その時に怖がると飼い主が優しくしてくれると勘違いするのでNGのようです。

ちなみに「何もしない」は、犬史郎に対して効き目がなかったです笑

系統的脱感作と条件付け

系統的脱感作を分かりやすく説明すると、雷の音に慣れてもらうということです。

系統的脱感作と条件付けは、愛犬に雷の音をYouTubeなどで聞かせて、耐えられると餌などの報酬を与えます。

それを繰り返すことにより、犬は雷の音=餌がもらえるという条件付けが出来るので、雷を怖がらなるという理論です。

ただし、系統的脱感作は方法を間違えてしまうと雷恐怖症を悪化させてしまう可能性があります。

そなため、系統的脱感作を行う際は、犬の訓練士や獣医に相談することをお勧めします。

薄暗く狭い場所へ避難

犬史郎は、薄暗くて狭い場所へ避難させる方法が最も効果的でした。

やり方は、犬小屋に愛犬を入れて、入口を塞ぐというシンプルな方法です。

※なお、入口の上部は少しだけ隙間を開けて塞いでください。隙間が空気孔の役割を果たします。

雷に怯える愛犬に対する対処法

犬は薄暗くて狭い場所が落ち着くんだって!

この方法をしてから、犬史郎は雷が鳴ると犬小屋に入って板で薄暗くしてと目で訴えます。

訴えているか否かは分からないけど笑

犬史郎が嫌がっている様子はないので、雷が鳴ると自分を守ってくれる場所だと認識しているんだと思います。

また、この方法は狭くて薄暗い場所を作るか確保すれば良いので、室内犬でも応用できると思います。

犬が薄暗くて狭い場所を好む理由

犬が薄暗くて狭い場所を好む理由は、彼らの先祖が安心するために行なっていた生活スタイルに関係しているようです。

犬の先祖であるオオカミは、危険と隣り合わせの環境で暮らしていました。

そのため、寝ている時に敵に襲われる危険性があり、少しでも安全な場所で休む必要がありました。

彼らが安全を確保するために好んでいた場所は、薄暗くて狭い洞窟の中でした。

その場所を選択する理由は、背後から敵に襲われたり、囲まれるリスクが少ないからです。

その名残として、今でも犬は薄暗くて狭い場所を好み安心するようです。

まとめ:雷を怖がる犬を落ち着かせる対処法と震えパニックになる原因

今回は、犬が雷に怯えてパニックになる理由と対処法について記しました。

ワンちゃんの中には、雷が鳴る前や鳴っている最中にパニックになり異常なまでの恐怖反応を示す子がいます(雷恐怖症)。

恐怖反応は、それぞれのワンちゃんにより異なります。

私の愛犬である犬史郎は、リードを噛んで引きちぎろうとしたり、ドアや壁によじ登って逃げようとして大パニックになります。

その行動の対処法を調べると、「何もしない」、「系統的脱感作と条件付け」、「犬が落ち着く場所を確保する」など様々です。

それらで私が最も効果を感じた対処法は、「犬が落ち着く場所を確保する」という方法でした。

具体的には、犬小屋の入口の上に少しだけ隙間を空けて塞ぐという方法です。

今のところ、その方法が犬史郎には最も効果的です。

参考になれば嬉しいです♫

 

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