沖縄のシーサーの意味を知る事ができる歴史と当物件のシーサー

2019年8月29日:情報更新しました。

今回は、シーサーが設置された歴史的背景と当物件のシーサーを紹介します。

この記事は5分くらいで読めます。

この記事は、このような方に向けて書いています

「シーサーが設置された理由を知りたい」

「シーサーの歴史的背景を知りたい」

「シーサーが設置されている意味を知りたい」

「可愛いシーサーを探している」

沖縄の守り神の1つとして、シーサーがありますよね!?

シーサーは、沖縄の家の玄関に設置されていることが多いです。

そんなシーサーが、なぜ沖縄を代表する守り神となったのか気になりませんか!?

今回は、シーサーが設置された歴史的背景と当物件のシーサーを紹介します。

目次

シーサーが設置されるようになった歴史的背景

私は、シーサーの歴史をうかがい知ることのできるストーリーを2つ知っています。

シーサーの歴史を知るストーリーは、八重瀬町富盛の石彫大獅子と北中城村喜舎場の石獅子のストーリーが有名です。

以下では、それらのストーリーの詳細を述べます。

沖縄最古のシーサーは八重瀬町富盛の石彫大獅子

まず、八重瀬町富盛の石彫大獅子について記します。

場所:沖縄県島尻郡八重瀬町字冨盛22【地図

尚貞王の時代に富盛村の住民は、村中に不審火が多いことで困っていました。

そこで、不審火を解決するため、久米村の蔡応瑞(大田親雲上)に風水で占ってもらいました。

その結果、フィーザン(火の山)と呼ばれる八重瀬岳が原因だと判明しました。

蔡応瑞(大田親雲上)は対処法として、山に向かって獅子を建てると良いという助言をしました。

蔡応瑞(大田親雲上)の助言に従い、尚貞王により1689年に八重瀬町富盛の石彫大獅子は設置されたと伝えられています。

これが、最初に設置された沖縄最古のシーサーと言われています。

北中城村の喜舎場

次に、北中城村喜舎場にまつわるストーリーを記します。

場所:喜舎場公園【地図

北中城村喜舎場の南西に安谷屋という集落があります。

そこに、カニサンという岩山があったそうです。

カニサンは集落の人々に「フィーザン(火の山)」と呼ばれて恐れられていたそうです。

カニサンからフィーダマ(火の玉)やマジムン(悪い霊)などが喜舎場の集落に飛んでくるのが「フィーザン」と呼ばれていた理由です。

それを抑えるために喜舎場に設置されたのが石獅子です。

喜舎場の石獅子

喜舎場のシーサー

戦後、カニサンは米軍基地を作る際に崩されました。

それに伴い石獅子は、喜舎場公園内へ移されて今でも見れるようです。

 

当物件のシーサー

上述の事からも分かるように、シーサーは火やマジムン(悪い霊)から私たちを守ってくれます。

当物件では、シーサーが入居者様や建物を守って欲しいという願いを込めて、それを設置しています。

シーサーズコート丸喜のシーサー

当物件のシーサー

花壇の面シーサー

花壇の面シーサーっ!

すごく立派でしょ!?

とても気に入っています♫

そんな当物件のシーサーは、工房探しから初めて、完成して設置するまでに約1年かかりました。

以下では、シーサーを作って下さった工房の紹介をします。

てぃーち工房

先でも述べたように、当物件のシーサーは工房探しをして完成し、設置するまでに約1年近くかかりました。

それまでに、色々な工房を巡ったり、やちむん市へ行ったりしたのですが、ピンとくるシーサーには出会えませんでした。

そんなある日、海洋博へ遊びに行った時に施設の一画でシーサー展を行なっていました。

私は、そこに展示されている一体のシーサーの前で足が止まりました。

それは強さの中に優しさを感じるシーサーで、私は不思議な縁を感じました。

私は、シーサーの横に置かれていた名刺を頂いて、後日 連絡しました。

そこは、山下さんという素敵な女性が1人でやっている「てぃーち工房」という工房でした。

そこで少しお話をして、山下さんにシーサーをお願いしたいと思い、大きさを伝えて作って頂きました。

以下の写真は、完成したシーサーと作家さんと髪があった時代の私です(笑)

てぃーち工房のシーサー

正面入口のシーサー

てぃーち工房のシーサー

作家さんと面シーサー

私の髪の毛はさて置き、写真からも良い雰囲気が伝わってくる作家さんと立派なシーサーです。

てぃーち工房のシーサーがある場所

てぃーち工房のシーサーは、県内の色々な場所に設置されています。

まず、過去の記事でも紹介した、北中城のライカムにもあります。

雨の日の沖縄遊び!子供ゴコロをくすぐるアイテムがあるライカム

てぃーち工房のシーサーが設置されている場所は、ダイソーや銀次などがある側の入口の手前です。

そこには、複数の作家さんが作ったシーサーがあります。

その中の1つが「てぃーち工房」のシーサーです。

ライカム にある てぃーち工房のシーサー

ライカム のシーサーたち

ライカム で「てぃーち工房」のシーサーと一緒に写真を撮ってきました♪

また、北中城の第一安谷屋交差点にも多くのシーサーに混ざって、「てぃーち工房」のシーサーは設置されています♪

てぃーち工房のシーサーは、探すと色々なところにありそうです♫

まとめ

今回は、シーサーが設置された歴史的背景と当物件のシーサーを紹介しました。

シーサーは、「八重瀬町富盛の石彫大獅子」と「北中城村喜舎場の石獅子」のストーリーから、「フィーザン(火の山)」の火やマジムン(悪い霊)から集落を守ってくれるという役割があったことが伺えます!

つまり、シーサーは火事を含む色々な災いから、私たちを守ってくれるということが考えられます♫

そのため、沖縄の多くの家の門(玄関)には、家や家族を災いから守って欲しいという願いを込めてシーサーが設置されています。

当物件にも、入居者様や建物を守ってくださいという願いを込めてシーサーを置いています。

また、私がシーサー好きというのもあるのですが、当物件の名前の一部にシーサーと付いています。

あなたのお家の玄関にも、シーサーを設置たら守ってくれるかもしれませんよ♫


 

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