賃貸経営において1Kアパートの空室対策で効果的だった方法

今回は、入退去者の動きが多い時期と少ない時期について記します。

同時に、入退去者の動きが少ない時期の空室対策について述べます。

この記事は5分くらいで読めます。

この記事は、このような方に向けて書いています

「所有物件の空室が続いている」

「賃貸マンション・アパートの空室対策のテクニックを知りたい」

「入居希望者の少ない時期の空室対策を知りたい」

賃貸アパート経営をしていると、必ず経験するのが住人の退去です。

当物件の退去状況を見ていると、最も多いのが2月〜3月で、次に多いのが7月〜10月となっています。

それらの時期は、退去者に比例して入居希望者も多いです。

そのため、すぐに入居者様が決まるので問題ないと感じます。

しかし、物件を探している人が少ない時期に退去してしまうケースがあります。

その時期に退去者が出ると、空室の状態が長いあいだ続き不安になることがあります。

今回は、入退去者の動きが多い時期と少ない時期について記します。

同時に、入退去者の動きが少ない時期の空室対策について述べます。

各月でみる賃貸への入居希望者が多い繁忙期と少ない閑散期

以下では、各月で見る賃貸アパート入退去希望者の動きについて記します。

1月〜3月

1月~3月は、1年の中で最も入退居者の動きがある時期です。

この時期は転勤や就職、入学や卒業など とにかく人の動きが激しいです。

そのため、この時期は物件探しや引っ越しをする人が最も多いです。

1月〜3月は、空室対策をしなくても入居者が決まりやすい時期だと思われます。

4月〜6月

4月〜6月の1K・ワンルームの賃貸物件は、ほとんど満室状態というイメージです。

入退去は他の月と比べて少なく落ち着いていると感じます。

他のサイトを見ると、カップルやファミリーなど2人から3人暮らし用の間取りは、この時期にも動きがあると記されていました。

7月〜10月

7月〜10月は、私の感覚だと1月〜3月の次に入退去の動きがある時期だと感じています。

実際に、2018年も12部屋中2部屋が この時期に退去しました。

他のサイトで、この時期は10月の転勤シーズンだったり単身用の引っ越しが安かったりで動きが出やすい時期と述べられていました。

当物件の入居者様に関しては詳しいことは知りませんが、この時期は1月~3月の次に入退去の動きがあります。

11月〜12月

11月〜12月の2ヶ月間は、とにかく動きが少ないです!

この時期に退去が出た場合は、しばらく次の入居者が決まりにくいです。

調べた結果、この時期(特に12月)は仕事や学業、プライベートなど誰もが忙しい時期です。

そのため、部屋探しから引っ越しまでとなると、なかなか動きづらいと述べられいるサイトが多かったです。

当物件でも11月に2部屋が空室になった年がありました。

その時、私は年内に入居者を決めるのは厳しいかなぁと感じていました。

正直、この時期の賃貸物件オーナーは、年明け1月から始まる繁忙期が訪れるのを待つ人が多いと思われます。

しかし、閑散期に空室対策をして入居者募集をするのは、入居希望者にも私自身にもメリットがあると考えました。

そのため、あえて閑散期に空室対策をしたので以下で紹介します。

閑散期におけるワンルームの空室対策

シーサーズコート丸喜

空室対策

まず、1月〜3月や7月〜10月は入退去者が他の時期に比べて多い時期です。

そのため賃貸オーナーは、空室対策をしなくても立地にあった家賃なら入居者が決まりやすいと思います。

次に、4月〜6月や11月〜12月の閑散期に退去者が出た際は、空室対策をすることがあります。

私は、まだ賃貸経営を初めて4年目なので、賃貸経営のオーナーとしての期間が短いです。

そのため、入居者が決まりにくい4月〜6月の時期に退去者が出たという経験がありません。

そのため、本記事で紹介する空室対策は11月〜12月のケースです。

しかし、4月〜6月の時期でも応用の効く空室対策だと思うので、少しでも参考にして頂けたらと思います。

繁忙期でない時期の空室対策

当物件で2018年11月に12部屋中2部屋から退去希望者が出ました。

11月〜12月は入居希望者が少ない時期なので、年明けにやってくる繁忙期までは空室が続くかもなと感じていました。

さらに、1月からは繁忙期と言っても、すぐに入居者が決まるわけではありません。

そして、その期間を空室にしていても家賃収入はありません。

そのため、年内に契約した入居者には「年内家賃無料キャンペーン」という特典を付けて1月からは通常通りの家賃に戻すという空室対策を行いました。

そうすることにより、入居者様は年内の家賃は無料というメリットがあります。

そして、私自身は1月分から家賃が発生するため、家賃がない期間が短くて済む可能性があります。

勿論、年末に入居者が決まって、家賃収入があった方が最もベストだと思います。

しかし、上述してきたように、11月~12月は入居希望者が少ないです。

そのため、空室状態が続く確率の方が高いことが考えられます。

よって、私は「年内家賃無料キャンペーン」を実施した方が入居者にも賃貸オーナーにもメリットがあると思いました。

実際に、「年内家賃無料キャンペーン」を実施して、あっという間に入居者が決まりましたよ♫

まとめ

今回は、入退去者の動きが多い時期と少ない時期について記しました。

同時に、入退去者の動きが少ない時期の空室対策について述べました。

入退去希望者の多い時期は、1月〜3月と7月〜10月です。

その逆で、少ない時期は4月〜6月と11月〜12月です。

入退去希望者の多い時期は、ほとんど空室対策をしなくても立地と家賃の相場があっていれば入居者が決まりやすです。

しかし、4月〜6月や11月〜12月は、空室対策をしないと入居者が決まりにくいです。

そのため、当物件で空室対策として「年内家賃無料キャンペーン」を実施しました。

その得点を付けることにより、ネットでのアクセス数が上がり、内覧希望者が増えて、あっという間に入居者が決まりました。

年末は、他の月と比べて入居者が決まりにくい時期です。

さらに、1月の繁忙期まで待っても、実際に入居者が決まって入居するのは2月~4月というケースが多いです。

2~3月まで空室にしておくよりは、年末は家賃を無料にして、1月から通常の契約に戻す方が入居者様にとってもオーナーにとってもお得だと思います。

また、4〜6月の時期に退去者が出た際も「1ヶ月家賃無料キャンペーン」を行うのもありかなと思います。

ただし、このような特典をつけても入居者が決まらないケースもあります。

そのため、空室対策の1つとして参考程度で考えてください。

このように、私が行なっている空室対策を今後もちょくちょく紹介していこうと思います。

空室対策に関しては、『金持ち大家さんがこっそり実践している、空室対策のすごい技』という本があります。


この本は、全国の賃貸オーナーが実際に実践している空室対策が記されています。

ちなみに私も重宝している一冊です。

参考になれば嬉しいです。

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