電気(ライト)の色が人間の心に与える影響は原始時代が関係する

今回は、電球・蛍光灯(以下ライト)の色が人間の心に与える影響について記します。

この記事は5分くらいで読めます。

街の建物をみると様々な色のライトが使われています。

特に、繁華街は多くの看板があり、夜になると色鮮やかですよね!(厳密に記すと、ライトの色ではなく看板自体の色なんですけどね笑)

また、住宅のライトにも様々な色が使用されています。

特に多いのは昼白色(白)と電球色(オレンジ)のライトなのではないでしょうか。

実は、色彩心理学という分野の研究があるほど、人間と色には密接な関係があると言われています。

例えば、赤色には興奮や購買意欲を高めるという効果があるのは有名ですよね。

また、青色には人を冷静にさせたり、食欲を減退させダイエット効果が期待できると以前 話題になりました。

今回は、ライトの色(昼白色・電球色)が人間の心に与える影響について記します。

電気を変えようと思った時にライトの色と心理を調べようと思った

私が、ライトの色による心理的影響を調べたキッカケについて記します。

私が調べたキッカケなので、興味のない方は飛ばして読み進めても構いません。

最初に、私がライトの色による心理的影響に興味を持ったのは、当物件廊下に使用している共用灯の一部が切れた時です。

当物件廊下の共用灯は、もともと昼白色のライトを使用していました。

それが、賃貸経営を始めて4年目に2ヶ所のライトが切れました。

最初は、何も考えずに同じ色のライトへ交換しようと思っていました。

しかし、周りの建物をみると、昼白色の他に電球色(オレンジ)のライトを使用した物件がありました。

それを見た私は、もしかするとライトの色で今まで以上に入居者様にとって、居心地の良い物件になるかもしれないと感じました。

私は、そのことがキッカケでライトの色について調べることにしました。

ライトの(昼白色・電球色)が心に与える影響

ここでは、ライトの色が人間の心に与える影響について述べます。

昼白色(白)による心理的影響

昼白色は、人間にとって最も身近な太陽の光に似ています。

人間にとって最も身近ということは、生活空間において場所を問わずに自然な感じで設置できるということです。

また、最も身近な光ということは、何も違和感なく住民が暮らせるということです。

家に帰ってきて何も違和感なく生活できるのは、幸せなことですよね。

違和感があると、それがストレスになりますからね。

さらに、白色の光は周りを明るくしてくれて顔がハッキリ見えます。

そのため、暖色系よりは防犯効果があると聞いたことがあります。

ちなみに、最も防犯効果が確認されているのは、心を冷静にさせる青色灯だそうです。

しかし、個人的には共用灯に青色を使用してしまうと、何か寂しい感じがします。

そのため、今後は電球色より防犯効果が期待できる、昼白色のライトをピロティとエレベーターホールに採用しようと思います。

電球色(オレンジ)による心理的影響

電球色は、安心できリラックスする効果があります。

今回、当物件廊下の共用灯を電球色(オレンジ)へ変更しました。

その理由を述べるには、原始時代までさかのぼる必要があります。

原始時代の人々の居住空間は、洞窟の中が主流でした。

当時は、猛獣や敵対する民族からの恐怖!

天変地異など自然災害の恐怖!

そして、暗闇の恐怖など様々な危険と戦っていたことが考えられます。

これら恐怖は、命と直結しているので常に気を張っていたんでしょうね。

そのため、当時は恐怖や危険から身を守るため洞窟内で仲間と集まり、火を焚いて一夜を過ごしていたようです。

つまり、当時の人々には、火を焚いている洞窟内が最も安心できる空間だったというわけです。

現代人には、当時のDNAが残っていて、火の色を見ると心が落ち着くという効果があるそうです。

当物件では、お仕事や学校で1日 頑張った入居者様が少しでも心を落ち着かせて安心・快適に過ごして欲しいと考えています。

そのため、心が落ち着く効果が期待できる、電球色(オレンジ)へ廊下の共用灯を変更させて頂きました。

廊下の共用灯を電球色に変えた

まだ、昼白色と電球色が混ざっています!

まとめ

今回は、ライトの色(昼白色・電球色)が人間の心に与える影響について記しました。

色には様々な心理的な影響を与える力があります。

今回は、アパート廊下の共用灯を昼白色から電球色へ変更しました。

まず、昼白色は暖色系(電球色)よりは、顔がハッキリと見えるぶん防犯効果が期待できます。

そして、電球色は心を落ち着かせる効果が期待できます。

当物件は、お仕事や学校で1日 頑張った入居者様に、少しでも心を落ち着かせて安全・安心・快適に過ごして欲しいと願っています。

そのため、今後は、ピロティとエレベーターホールに防犯効果(安全)が期待できる昼白色のライトを使います。

さらに、廊下の共用灯は、安心して心が落ち着く(安心・快適)効果が期待できる電球色へ変更していきます。

また、当物件で使用しているライトは、寿命6000時間の「Panasonicパルック20型 電球色」です。

ライトが長持ちすると、将来的に電気が切れて変えるという作業が少なくて済むので、怠け者の私には助かります笑



今回の記事が、ライトの種類で迷っている方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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