今回は、インカムゲインとキャピタルゲインの違いについて記します。
この記事は3分くらいで読めます。
過去の記事で投資家と投機家の違いについて記しました。
投資と投機を定義し違いを知るとギャンブル性や詐欺にあう確率減
その中で、
投資とは、あるモノに自分のお金を投じて、他者を手助けする見返りをもらうこと。
と定義づけています。
それに対して、
投機とは、自分のお金を投じて機会を狙って利益を得るというもの
と定義付けています。
投資や投機は、あるモノにお金を投じて利益を得るまでの流れのことです。
また、投資や投機から得られる収益には、インカムゲインとキャピタルゲインがあります。
それらは、今後 当ブログで頻繁に出てくるキーワードだと考えられます。
そのため、今回はインカムゲインとキャピタルゲインの違いについて詳しく記します。
目次
インカムゲインとキャピタルゲインの違い
投資や投機による利益の得かたとしてインカムゲインとキャピタルゲインがあります。
それらについて以下で記します。
インカムゲインとは
インカムゲインとは、
株式や債券などの資産を保有中に得られる収益のことです(SMBC日興証券)
つまり、株式の配当金や投資信託の分配金、賃貸不動産からの家賃収入など、保有している資産から定期的に得られる収益のことです。
また、銀行の利子もインカムゲインと言えます。
インカムゲインは、保有しているあいだ資産から定期的に収益を得られます。
上述した投資家と投機家の定義から、インカムゲインで収益を得ているのは、投資家といえるのではないでしょうか。
ちなみに、私はインカムゲインにより収益を得ています。
キャピタルゲインとは
キャピタルゲインとは、
資産価値が上昇することにより得られる利益のことです(ウィキペディア)
つまり、保有している株式や不動産の価値が上昇して、売却した際に発生した利益のことを言います。
例えば、土地を1坪10万円で購入したとします。
その後に、その土地が1坪20万円に跳ね上がりました。
そのタイミングで、土地を売却すると1坪あたり10万円の利益が出ます。
この購入価格と売却価格の差による収益をキャピタルゲインと言います。
安いときに購入して、高いときに売却することとして、デイトレードや土地の売買、FXなどがあります。
それらは、全て投機家が収益を得る方法です。
そのため、キャピタルゲインで収益を得ているのは投機家と言えるのではないでしょうか。
まとめ
今回は、インカムゲインとキャピタルゲインの違いについて述べました。
まず、インカムゲインとは、資産を保有中に得られる収益のことです。
これは、株式の配当金や投資信託の分配金、賃貸不動産の家賃収入など保有しているだけで定期的に得られる利益のことです。
私の定義では、投資家が利益を得ているのはインカムゲインだと考えています。
また、私自身もインカムゲインで収益を得ています。
次に、キャピタルゲインとは、資産価値が上昇することにより得られる利益のことです。
つまり、ある資産を安いときに購入して高くなったら売り、利益を得るというのがキャピタルゲインです。
デイトレードや土地の売買、FXなどは、キャピタルゲインで収益を得ています。
私の定義では、それらで利益を得ているのは投機家です。
ちなみに、私は長期間に渡り安定した収益を得たいので、インカムゲインから利益を得ることを選択しています。
また、キャピタルゲインは景気に左右される側面がインカムゲインに比べて大きいです。
そのため、保有している資産価値が変化するたびに一喜一憂します。
そうなると、メンタル面で悪影響なので私は一喜一憂しにくい、インカムゲインによる収入が得られる投資を選んでいます。
インカムゲインとキャピタルゲインのどちらで、利益を得るかは本人次第です。
しかし、保有しているだけで利益を得られ、メンタル面にも優しい、インカムゲインによる収入が得られる投資を選ぶことをお勧めします。
少しでも参考になったら嬉しいです。
インカムゲインの大切さが書かれている「金持ち父さんのお金を自分のために働かせる方法」という本があります。
私は「金持ち父さんシリーズ」が好きで読んでいるのですが、分かりやすく説明されていて参考になります。
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